Characters

ー主要人物目録ー

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キリオ

本名『キルヒリオ・リヒター』

年齢:26/性別:♂/身長:166cm/体重:かなり重い

誕生日:天秤節10日(10月2日)

 

元鉄道警察の新米竜便屋。今どき珍しい古風な快男児。

好きなものはアップルパイ。苦手なものはトマト。

趣味は映画鑑賞と筋トレ。

カレーを作るのが得意でスパイスから仕込む本格派。

《隻眼の灰鷹》に入社したばかりの駆け出し。現在1年目。イザヤ率いる第二班所属。 東大陸語圏ではなく、西大陸出身なので東大陸の言葉にはまだ不慣れだが、通訳を任されることも多い。 字が上手いので代筆業もこなす。
 
母は大陸横断鉄道の客室乗務員、父は鉄道警察という、西大陸では一般的な中流家庭に生まれ、 妹ライと共に槍城都市の平民区で竜や青い空の存在を知らずに育つ。 やがて父親と同じ鉄道関係の仕事に就くも、家族旅行の最中に大規模な脱線事故に巻き込まれ、 両親と左腕を一度に失う。
 
事故のあれやこれやで多額の借金を抱え途方に暮れていたところ、 偶然にもイザヤにスカウトされ、現在に至る。
 
性格は今どき珍しい古風な快男児。動物に例えるなら血統書付きドーベルマン。 周囲からはおおむね『掛け値なしに良いやつ』と評されているだけあって、裏表のないさっぱりとした気風を持ち、非常に義理堅く、 相手を害したと分かればすぐに非を認める男気溢れる気質の持ち主。
 
明るく闊達でよく笑い、よく怒り、よく泣く姿は爽やかな魅力に満ちている。 おかげで精神レベルが子供と一緒だと思われやすく、実際ちょっと暑苦しい。
 
あとウブである。

ユーリグ

通り名は『ユーデュヴァイリグ』

緑薔薇の杯種(コーヴァス・デ・グリオロッサ)・疾風(シュテルター)級の小型竜。

人間に換算すると18歳くらいの少年竜。

《抉り喰らう必滅の魔剣(フラガラック)》という二つ名を持つ。

 

ディンの第一子。キリオの最初の相棒。

ふんわかぱっぱ大型犬。

ハーキュリー一家三兄弟の第一子。元々はカノープス一家最後の血脈を汲む者で、 その名を背負って立つかハーキュリー一家の子として生きるか、そろそろ決断しなければならない時期に来ているのだが、 あまり深く考えず日々を楽しく過ごしているので周囲を呆れさせることも多い。
 
雑食性で歯ごたえのあるものが好物。先祖代々海岸線で暮らしていた影響か、特に魚や貝や甲殻類を好み、 固い殻を物ともせず拳や脚で割って食べてしまう。後脚で器用に掴み、岩に豪快に叩きつけて割るという姿を拝むこともできる。 たまにクセで固くない物も叩きつけてしまうこともあるのはご愛嬌。
 
ディンや兄弟たちと共に《風のさかな亭》で暮らしており、物語開始時点では蒼海都市に出張していたディンから家の守りを任されていた。 このため一家の中で初めにキリオたちと会うことになる。だが、守りを任されていたにも関わらずすぐ懐いてしまったので 番犬としてはあまり期待できない。
 
性格は温厚なのんびり屋。誰に対しても人懐っこく、ちょっと優しくされただけで『いい人』だと信じきってしまうなど、 人を疑うということを知らない。ようはアホの子。また、ドジっ子で抜けているところも目立つ。
 
しかし、やるときはやる男前。筋や仁義にこだわり、仲間が危機に陥った時は真っ先に立ち上がる気概もあり、 体格も年齢も上回る雄相手でも一切怯むことなく身体を張ってみせる。 美味しいものや楽しいことは独り占めにせず家族と共有したがるところにも心優しい一面がうかがえる。

ディン

通り名は『オーディーン』、あるいは『ヴォーディガーン』とも『ヴォーダイン』とも。

赤薔薇の剣種(エスパダス・デ・ディドロッサ)・突風(トルメンター)級の中型竜。

人間に換算すると28歳くらいの青年竜。

《輝ける絶世の剣(ドゥリンダナ)》という二つ名を持つ。

 

キリオの相棒。三頭の子竜を抱える男やもめ。顔は怖いが実は…? 

《魔塔都市一帯を縄張りとするハーキュリー一家の頭目。ユーリグ・マダー・ルゼというやんちゃ盛りの三兄弟を抱える男やもめ。
 
雑食性だが、本来は炭や溶岩や炎を好む偏食家。それら高温の物質を燃料に変換すると共に体内に循環させ、体温を常に高温に保つ特性を持つので、 極寒の大陸では苦労が多いのだが、成竜まで成長しきったので日常生活に支障ないくらいの耐性はあり、体温は常に暖炉のように熱い。
 
魔塔都市ができたばかりの頃にふらりと現れ、竜顎崖に住み着くようになり、なんやかんやでハーキュリー一家に婿入りしたことで本格的に居着くようになった、というのが彼をよく知る老人たちの証言。 それ以上のことは誰も知らない。普段は《風のさかな亭》の暖房になっている。
 
性格は温厚で慎ましやか。騎士然とした気質を持ち、弱者への一方的な暴力を嫌い、自身の主義主張や道理に反することを良しとしない。 その一方、他者の在り方を拒絶する事はまずなく、とても寛容かつ高潔である。ただ、自己主張しないので多くの人間には顔の怖さで勘違いされている。
 
また、『人嫌いではないが人を避けたがる』ふしがあり、同族だけでなく人間を傷つけることを極度に恐れる様子を見せる。 ただ、言葉が通じないために理由がわからないため、周囲には単なるビビリだと思われやすい。

イザヤ

本名『イザル・ザラヤ=ハル・ジーン』

年齢:29歳/性別:?/身長:178cm/体重:それなりに重い

誕生日:金牛節5日(5月5日)

 

キリオの先輩。この道一筋15年のベテラン竜便屋。謎多き不器用な武人だが、決して悪い人ではない。

好きなものは鍋料理。苦手なものは辛いもの。

趣味と特技は竜頭琴の演奏、木工細工、動物の解体。

絶滅危惧種の扇鷲を供とする、扇鷲一族(ハルピュイア・ダーナ)の血を引く生粋のダーナ人。第二班班長。勤続歴15年越えのベテラン竜便屋で、 『冠の七号』の番号を持つ。冠付きは野球で言うところのエースで、業界でも数えるほどしかいない。
 
ダーナ人の気質からか、住居を転々としている上にその場所を容易に教えない。電話も警戒心の高い彼が身内にだけ教える暗号を用いないと通じない。 経歴も謎が多く、東大陸の辺境の山奥出身ということ、母子家庭だったということ以外は誰にも分からない。 「地上に居場所がないから空の飛び方を覚えた」と呟くことはあるものの、深く語ることはない。 相棒ザハークとは言葉を覚える前からの付き合いらしい。
 
性格は武人。例えるなら『抜き身の刃』、あるいは『雪解け水』と評されるように隙がなく、味方にはとことん甘いが、 一度敵と認識した相手にはとことん容赦がない。良く言えば男前だが、悪く言えば修羅。 竜に近い感性の持ち主で、頻繁に圧縮言語を用いるため、意思の疎通が容易ではない。
 
ただ、見た目によらずお人好しで子供好き。周囲を律しようとする言動や行動が目立つものの、本来は誰よりも温厚で面倒見がよく、 実は相手のためを思っての行動を基本にしている。もちろんタダ働きはしないが。
 
誤解されやすいが、ちょっと物言いが刺々しいだけである。

ザハーク

通り名は『ザガノスハーク』、または『ザルガヴァスハルクス』とも呼ばれる。

黒薔薇の杯種(コーヴァス・デ・シュヴァラサ)・突風(トルメンター)級の中型竜。

人間に換算すると26歳くらいの青年竜。

《尊きものさえ鎖す烏羽(エリネド・アルセーヌ)》という二つ名を持つ。

 

イザヤの相棒。六頭の子竜を養う大黒柱。

実力はあるが、悪戯好きのナンパ野郎なのが玉にキズ。

NO DATA

ミカ・ウ

本名『ミルコ=ミカラ・ウルザナフ』

年齢:19歳/性別:♂/身長:193cm/体重:わりと重い

誕生日:白羊節14日(4月4日)

 

キリオの後輩(入社時期的には三ヶ月先輩)。孤児(自称)。妙に斜に構えたマイペースな難物。

 

趣味も特技も特にないとか言うが、実はスリと鍵開けが得意。

キリオの同僚。 入社時期はキリオより3ヶ月ほど早く、そういう意味では先輩。 元は孤児で現在は《隻眼の灰鷹》社長の養子、ということ以外は謎に包まれており、時々偽名を使ってどこかに送金している姿が見受けられる。 このため貯蓄はほとんどなく、いつもカツカツ。
 
アラゴ人との混血児で、人狼の特徴を持つ。名前はアラゴ人の言葉で『春の良き日に雷のように野を駆ける狼』という意味で、春雷の轟く日に生まれたことに由来する。 また、巨躯の男性が多いアラゴ人の特徴がモロに出ているため誤解されやすいが、これでもまだ19歳。 学歴取得のために上級学校に籍を置いており、飛び級を経て現在後期2年生である。
 
実は生みの親は存命らしいという噂があるものの、連絡も取りたがらない。
 
性格はマイペース俺様系という難物。自由奔放な反面、アンニュイなダウナー系という天邪鬼な気風から、 仲の良い相手であってもそっけない態度で振り回し、損得勘定で付き合い方を決めることにも抵抗がないひねくれ者。 そして何よりずる賢いというか、えげつない。
 
悪戯好きな一面もある一方、『親しみやすいが懐かない、すぐに馴染むが気を許さない』とも評される。 素直に言うことを聞く相手は昔ステゴロで打ち負かされたイザヤくらいのもの。

スイヒ

通り名は『スイヒスカ』

白薔薇の棍棒種(バストゥス・デ・ヴァイセッサ)・神風(エッラルター)級の大型竜。

人間に換算すると20歳くらいの青年竜。

《不夜天の玻璃宮(カズィクル・ベイ)》という二つ名を持つ。

 

ミカ・ウの相棒。最近色々あって再婚した。

娘も産まれそうなのでものすごく気が立ってる。

 

ミカ・ウの相棒の一頭。東西航空組合登録情報によればファム・アル・ハウト一家頭目ギャラハーの内縁の妻ということになっているが、 若頭曰く、本人は「結婚してないから。家事手伝いだから」と言い張っているらしい。
 
食性は偏食性。かつ、ものすごい大食い。果物など甘いものが大好きだが、 甘いもの以外も身体の維持に必要になったらその都度目についた鉄や煉瓦などを無差別にかじる。 その消費量は実に大型種のニ、三頭分ほど。もちろん同族も食べるため付近に住む竜からは非常に恐れられている。
 
過去は一切が不明。気づいたら魔塔都市付近を縄張りとして活動するようになった。
不眠不休で活動できるという特異体質の持ち主で、 縄張りの一部と認識している魔塔都市付近を眠らずに回遊していることから、 瑠璃色の羽毛の美しさもあいまって『不夜天の玻璃宮』という二つ名を冠する。
 
しかし、眠らずに活動できる反面、常に胃を満タンにしていなければならないほどエネルギー消費量が激しく、 人間も平気で喰らうので興味本位で近づくのはご法度とされている。 性格も超がつくほどの人嫌いなので死にたくなければ姿を見たら逃げるのが吉である。
 
ただ、ジャンゴ社とは仕事を手伝う交換条件として食料、特に甘いお菓子を分けてもらう契約を結んでいるので、 全く話が通じないわけではない。また、時々落ち着いた上品な一面を見せたり、 お洒落に興味関心があるような素振りを見せたりすることから、未熟な少女らしい気質もあることがうかがえる。

テシ・カガ

本名『ダナエ=テシエラ・カガルツ』

年齢:21歳/性別:♀/身長:162cm(耳は含めない)/体重:けっこう軽い

誕生日:双魚節10日(3月1日)

 

通信士(オペレーター)。キリオたちの仕事をサポートする。

明るく社交的な淑女だが、酒乱。

手延べ麺とおでんとマタタビ酒が大好物で、カナヅチ。

意外に思われがちだがドライブが趣味。

キリオの後輩飛空士。《隻眼の灰鷹》事務員としては務めて3年ほどになる。一時期電話交換手もやっていた。 父方の祖母に山猫人のアラゴ人を持つクォーター。胸は控え目だが尻は安産型。現役のカダス大学生でもあり、専攻は竜態学。
 
『テシエラ』とは『雨後の花』、『カガルツ』とは『恵みの雨降り星』という意味で、東大陸では雨季によく見えることから吉兆とされる星のことを指す。 二つ合わせて『雨降り星を見上げる雨後の花』となり、大変めでたい名前となる。ただ、カナヅチのため彼女自身は雨があまり好きではない。
 
キリオと同じく鉄道事故で職を失い、西大陸の情勢も芳しくないということで家族を置いて東大陸に渡ってきた。 キリオの逗留先である《風のさかな亭》の同居人でもあり、このためキリオやライとは何かと話が合う。 ただ、一方では家族の話をしたがらないなど謎も多い。
 
また、気立てが良いためモテる一方で「恋人がいるから」という理由でお付き合い関係は一切断っているものの、その恋人の話もはぐらかすことが多いなど、 作中の人物は大抵謎が多いが彼女が一番謎に満ちている。
 
性格はゆるふわ天然系。アラゴ人のため気が強いところはあるものの、明るく社交的な古き良き淑女。 飾り気はないが質素ではない、落ち着いた清涼感のある雰囲気が印象的なムードメーカーで、 世話焼きたがりで小回りがきくことから他人の仕事をとってしまうことも。
 
そして唯一の欠点として、酒の席でセクハラ常習犯の社長を裸にひん剥いて泣かせた逸話を持つほどの酒乱であることが挙げられる。

ライ

本名『ライエット・リヒター』

年齢:12歳/性別:♀/身長:142cm/体重:かなり軽い

誕生日:宝瓶節25日(2月14日)

 

キリオの妹。おませなお年頃。アップルパイとマッチョが好きでトマトが大の苦手。

趣味は竜とお兄ちゃんの観察。

キリオの妹。上級学校前期2年生の学生。普段はキリオと同居しているが、彼女の病気を治療できる環境が東大陸にはないため、 長期休暇のたびに西大陸に戻る生活を送っている。
 
物心ついた頃から両親は共働き、年の離れたキリオも学業で家にいないこと方が多く、そんな時、 絵本でしか見たことがない花を一目見たいというワガママを言ったことで、家族旅行に繰り出すも、まさにその時鉄道事故が起きたことで、 両親とは死別することになってしまった。
 
事故の後遺症で一時期PTSDに陥ってしまうものの、現在はキリオを始めとした周囲の支えと、通院と、 ある出来事をきっかけとして徐々に元の明るさを取り戻しつつある。
 
性格は小生意気。基本的には明るく真面目で頭も良い常識的な優等生なのだが、何かと大人ぶりたがり、 妙に偉そうな発言や振る舞いが目立つ所為でわりとアホの子に見られやすい。 兄妹二人並んで腕を組みながら「フゥーハッハッハッハ!!」と笑う姿は一見の価値あり。
 
ただ、強がりは大切なものを失ったショックから立ち直り切れていない、自罰心からきているものでもあり、 泣きたい時や甘えたい時もやせ我慢をして隠してしまいがちなため、誰かが気づいてあげないと一人で抱え込んでしまうところがある。

マダー

通り名は『マダーケライノス』

青薔薇の金貨種(オロウス・デ・ミュイロッサ)・突風(トルメンター)級の中型竜。

人間に換算すると15歳くらいの少年竜。

《毒霧に烟る嘆きの丘(ヴァナルガンド)》という二つ名を持つ。

 

ディンの第ニ子。テシ・カガが通うカダス大学群の検体。

絶賛反抗期なのでディンとは衝突気味。

ハーキュリー一家三兄弟の第二子。滅亡してしまったとある稀少な血統の最後の生き残り。ディンとは血の繋がりはなく、 更に反抗期に突入したのでディンとは何かと衝突気味。現在は家を離れてカダス大学群で暮らしており、本編中ではあまり出番がない。
 
食性は超偏食。通常の竜でさえ滅多に口にしない固い金属や廃棄物を好み、唾液に混じる強酸で溶かしながら口にするという、 蜘蛛の体外消化法に近い形で食事をとる。牙が発達しているのは金属に刺して強酸を流し込むため。 強酸内に含まれる物質で毒も分解できてしまうため毒性のある生物も平気。
 
ただ、まだ若く未熟なため体内の酸を上手く制御することができず、感情が高ぶると背中の棘や甲殻の隙間から酸が漏れ出してしまう。 吐く息も人間に対して有毒なため、不用意に怒らせたり近づいたりするのは大変危険。背に乗るなんて以っての外。 このため普段は人を避けて暮らしている。
 
大学群で暮らしているのは、人嫌いの性質もあるが、彼の酸を色々な実験や治療に使う研究が行われている設備があり、 酸が漏れてもある程度はなんとかなる環境が整っているためである。
 
性格は気高く、潔癖で、そして短気。家族だろうが何だろうが関係なく自分の領域に不用意に踏み込まれることを極端に嫌うため、 基本的には誰に対しても突き放すようなぶっきらぼうな態度で接することが多い。 自身の酸で不意に相手を傷つけたくないという気持ちも影響していることを知る者は少ない。

ルゼ

通り名は『ルクセイゼッハ』

黄薔薇の剣種(エスパダス・デ・グリオロッサ)・強風(ゲッター)級の小型竜。

人間に換算すると6歳くらいの幼年竜。

《見えざる不退転の盾(アイギス・アテナイエ)》という二つ名を持つ。

 

ディンの第三子。自分は世界一かっこかわいいと思っている。

凄まじい音痴なので将来がとても心配。

ハーキュリー一家三兄弟の第三子。ディンと亡き妻竜の間に生まれた。竜族からするとものすごいサラブレッドらしいのだが、 魔塔都市では輝くような宝石と美男美女に目がないただのワガママ盛りとして有名である。
 
名は古代語で『雲間を吹き渡る一陣の風』を意味する『ルクス・セレイラ・ゼルヴァッハ』の略。 両親が一週間くらい頭つっつき合わせて考えた名前らしく、このため自分の名にとても誇りを持っており、 人に呼ばれた時は略称ではなく本名で呼ばないと返事をしない。
 
食性は超雑食で、鉱物、それも宝石などの光りものを好むところがある上、 人間に近い味覚を持ち物の美味い不味いが細かく判別できるため、とにかく金と手間がかかる。 ディンの地味な努力と食育によって今のところは木の実や飴玉、氷砂糖で満足しているが。
 
性格は天上天下唯我独尊系小型犬。大雑把で大胆不敵で天衣無縫な、大変分かりやすい暴君気質。 愛くるしい子竜の見た目のためだいぶ和らいでいるのだが、鼻のてっぺんから尾の先までいつでもどこでも根拠不明の自信に満ち溢れていて、 格下はもちろん格上相手でも不遜な態度を崩さない。
 
というか愛され甘やかされて育ったためワガママ盛りで、 世界一かっこかわいい自分が泣いたり笑ったりすれば何でも思い通りになるし天地は割れ裂けるとわりと本気で思っているところがある。

若頭(ルオゴ)

本名『ハーキュリー・マドセイン・アドヴォカート

年齢:56歳/性別:♂/身長:185cm/体重:そこそこ重い

誕生日:磨羯節17日(1月8日)

 

《隻眼の灰鷹》副社長。キリオたち第二班の直属の上司。

放任主義の昼行灯。酒と女とお金が大好き。 

社員だけでなくディンもくん付けで呼ぶなど、親しい間柄らしい。

ジャンゴ社副社長。社員からは竜導士顧問という役職から『顧問』と呼ばれることも。 竜導士とは竜と人の間を取り持つ者のこと。調教師のようなもので『風使い』とも呼ばれる。 しかし、口伝えでのみ技が継承される存在のため、大陸全土を見ても数えるほどしかいないという。
 
その竜導士を探し当てて師事し、知恵と技を継承したことでピウスにその腕を見込まれ、 竜導士顧問という唯一無二の役職についた、という触れ込みの元竜便屋。 世間では魔塔都市一帯を領地とするハーキュリー辺境伯ことハーキュリー・マドセイン・アレッサンドロの子息としても知られている。
 
いわゆる高等遊民の放蕩息子というやつだが、『竜と人が共に暮らせる拠点を作る』というピウスの目標に賛同し、業務には極めて真面目に取り組んでおり、 竜便屋業界の基盤を作ったもの凄い人物だったりする。ついでに言うと金銭的な意味でも東西航空組合を支えており、影響力はかなりのもの。
 
性格はゆるふわ系。紳士風の物腰に反し、非常にゆるい雰囲気を持つ飄々としたのんびり屋。話し方も妙に間延びするため、 相対するとこちらも気が抜けてしまうほど。しかし、常に一手二手先を読んで行動できる思慮深さを隠し持ち、一筋縄ではいかない老獪な一面もある。
 
ディンとは古い馴染みらしいが、多くは語ろうとしない上に嘘を織り交ぜて面白おかしく話すため周囲の目は半信半疑。 お金にはうるさいことと盲目であることは確か。

社長(ピウス)

本名『ヴァレンティーノ・“ピウス”・フェナーフェルト

年齢:58歳/性別:♂/身長:158cm/体重:すごく重い

誕生日:乙女節2日(8月23日)

 

《隻眼の灰鷹》社長。ミカ・ウの養父。

立派なワシ鼻から『鷲鼻爺(ロマーノ)』の通り名で親しまれている。

社長のクセに若頭には頭が上がらない。

NO DATA

タイアー

本名『ライヒタイアー・ルナール』

年齢:38歳/性別:♂/身長:181cm/体重:けっこう重い

誕生日:乙女節32日(9月22日)

 

昔からフケ顔だったのであだ名は『フケちゃん』

《隻眼の灰鷹》を支える竜便屋の一人。第三班班長。

パンケーキ屋に一人でいけない系おじさん。

 

NO DATA

モリー

本名『モントーヴァン・モントメリー』

年齢:22歳/性別:♀/身長:158cm/体重:わりと軽い

誕生日:磨羯節2日(12月24日)

 

モミアゲがやたら長いメカクレ娘であだ名は『モミ子』

《隻眼の灰鷹》を支える竜便屋の一人。第四班班長。

最近昇格&昇給したので若干浮かれポンチになっている。

 

NO DATA

ビズリー

通り名は『ビズリーヴァ』

緑薔薇の剣種(エスパダス・デ・グリオロッサ)・強風(ゲッター)級の小型竜。

人間に換算すると26歳くらいの青年竜。

《風花と共に舞う銀翅(ククルカン)》という二つ名を持つ。

 

 

モミ子の相棒。《隻眼の灰鷹》最速の竜。

見た目はかわいいがディンとそんなに年齢が変わらないので騙されてはいけない。

NO DATA

ジノ&シサラ

『ジンゼルハジルノ』ことジノと『シサラノオハバリ』ことシサラのコンビ。双子の少年竜。ザハークの第一子。

ジノは黄薔薇の杯種(コーヴァス・デ・ゲルダロッサ)・暴風(テンペスター)級で《霹靂と共に降り来る裂槍(ヴァジュラ・ヴィジャヤ)》という二つ名を持ち、シサラは青薔薇の杯種(コーヴァス・デ・ミュイロッサ)・突風(シュテルター)級で《忘れじの銀梅花の園(ナピシュテム・カンタレラ)》という二つ名を持つ。

 

 

 

色々あって家出中なので各地で迷惑をかけまくっている。ジノは態度が悪くシサラは性格が悪い。

NO DATA

ギャラハー

通り名は『ギャレウスラハー』

茶薔薇の金貨種(オロウス・デ・ブラバロッサ)・神風(エッラルター)級の超大型竜。

人間に換算すると60歳くらいの老年竜。

《航路を拓く極光の戦旗(シャンバラ)》という二つ名を持つ。

 

 

 

《隻眼の灰鷹》最大級の竜。観光客向けの遊覧飛行船を牽引している。

実はスイヒの内縁の夫。

NO DATA